本のソムリエによる本の紹介ブログ

自称本のソムリエが本を読んだ感想を投稿します。

嫌われる勇気を読んで

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

前から気にはなっていたのですが、買っていなかったので買いました。


まだ、最初のところしか読んでいませんが、備忘録的に。


対話方式で青年と先生の会話でストーリーが進んでいく本です。二人の会話を読んでいくのですらすらと読みやすいですね。


最近割と色々な本が出ているアドラー心理学に関する本です。

アドラー心理学は原因論ではなく、目的論を挙げています。


何かをするときに原因ありきではなく、それを目的としているという思想です。

例えば、コーヒーをこぼされて怒ったというのは、コーヒーをこぼされたから怒ったと考えるのが原因論。

普段我々に馴染みのある考え方ですね。

それに対して、相手を支配したいために怒ったと考えるのが目的論だそうです。


普段馴染みのない考え方で、哲学的ですね。

また続きを読んだらアップします。


新米主任ITIL使ってチーム改善します!を読んで

新米主任 ITIL使ってチーム改善します!


前作はITILの全体をまんべんなく紹介していましたが、今回は4つだけ取り上げた話になっています。


新米主任が業務で起こるトラブルをITILの考え方を用いて解決していきます。

こちらでとりあげている4つは通常業務でも使いやすいものなので取り上げているのかと思います。


ITILの全体を知りたければ前作を読んで、もう少し詳しく知りたい!とか、もっと業務で使えるイメージを持ちたい!とかいう人はこの本も読んでみるとよいと思います。


お話自体も心温まる話で面白いです。


強い文章力養成講座を読んで

読むだけであなたの仕事が変わる 「強い文章力」養成講座

この本では伝えるための方法や型を紹介しつつ、例題があり、こういうふうに変えると伝わりやすいというのが分かりやすく書かれています。

「伝え方が9割」では、短文での引き付け方がメインでしたが、こちらはある程度の長さの文章での書き方も書かれています。


ビジネスメールであったり、自己PRだったり、ネット広告だったり、普段使ったり、見たりしているものが体形だてられて説明されています。


特にストーリーブランディングはすごく、架空の商品の広告を4パターンくらいで書いていますが、どれも引き込まれて買いたくなってしまいました。

逆に、普段見る広告がこのパターンで書かれているのか、と冷静に見ることができて衝動買いを減らせるんじゃないかなと思いました。


この本を繰り返し読んで文章力をあげていきたいと思います!


初めてのソフトボール観戦


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ソフトボール日本代表とアメリカ代表の試合を観てきました。

ソフトボールって外野が野球よりけっこう狭いんですね。。
外野席だとかなり選手との距離が遠かったです。


内野席はほとんど埋まっていたように見えましたが、外野席はがらがらでしたー。

距離が遠い分内野の方がよかったかなー。
次見るときはフィールドないの外野席で見てみたいなと思いました。

新人ガール ITIL使って業務プロセス改善しますを読んで

新人ガール ITIL使って業務プロセス改善します!

この本では、ITILというある種のツールを使って日常で起こりうるトラブルをストーリー仕立てで解決していくお話です。


ITILとは、ITの運用をどのようにしたら上手くいったかという事例をかき集めて共通点をまとめたベストプラクティクス集として、知られています。

もともと、イギリス政府が軍事目的で軟弱なITを強化する目的で始めたものです。

今ではIT運用のデファクトスタンダードな位置付けにあります。


なので、もともとはITに使われていたのですが、汎用的に他の業界でも使えるものになっています。

で、この本ではそのITILを上手く噛み砕いて分かりやすく伝えており、導入としては良い本だなと思いました。

ITILってなんだ?って人や業務の改善に悩んでいる人、ITILITIL勉強してるけどイメージつかないって人にはわかりやすくてよいと思います。


単純に読み物としても面白いのですいすい読めてしまいます。

ITILの良いところはどこか好きなところから少しだけでも取り組めるところです。

全部やれば良いというものでもないので、見極めが必要ですが、スモールスタートできるので合わなければ止めやすいというのもいいところかなと思います。

ぜひIT以外の分野でも取り入れて欲しいと思います。

堀江貴文という生き方を読んで

堀江貴文責任編集 堀江貴文という生き方 (別冊宝島 2444)

仕事はエンターテイメントであるべき

という言葉にすごく堀江氏の考え方が凝縮されているなぁと感じました。


今の世の中は遊びでビジネスになるというのがけっこう衝撃的でした。

確かにユーチューバーだったり、キャラ弁だったり、好きなことをやってもうけている人が多くなったのかなぁと思いました。


誰でも発信できる世の中になったためですが、同時に発信するための技術、スキルが重要な時代になったのかなと思います。


動画だったら編集して面白くする技術やスキル、広めるためのつながりだったり、Twitterとかで繋がるためにもやっぱり発信力が重要になってきていると思います。

逆に発信力があれば誰でも稼げるしビジネスをやっていけるのではないか。


そんなことを考えさせられた雑誌でした。