チーズはどこへ消えた?を読んで
本の厚さは薄いですが内容は深くて考えさせられます。
この本のタイトルにもなっているチーズはここではその人にとって大切なものを意味しています。
その大切なものをめぐってどのように考え、行動するのかを4人(2人の小人と2匹のネズミ)の対比で描いています。
人は大切なものを見つけるとそこに安住してしまう。
例えば、今の仕事。自分がしている仕事をただただ与えられたものを淡々とこなして同じ事をして過ごしてしまう。
すると、突然リストラや技術革新で仕事がなくなったときにすぐには受け入れられず、あたふたしてしまう。
そうならないように、外の世界を知り、変化を意識して準備しておかないといけない。
この本ではそうした状況を考えさせてくれるストーリーで面白いです。
現状に甘んじている人、漠然と日々を過ごしている人は読んでみるとよいと思います。