やりたいことがある人は未来食堂に来てくださいを読んで
最近日経新聞でも紹介されていた未来食堂を経営している小林さんの本です。
未来食堂とは、他にはないかなり特徴的な食堂で、その実現に向けて取り組んだこと、取り組んでいることを具体的に説明してくれています。
メニューが日替わり一種類のみであったり、まかないという50分働くと1食無料になったりする仕組みなどを導入しています。
この食堂をやるにあたって理系、エンジニアの効率性重視の考えが詰まっていて、上述の仕組みなども一見そんなことできるの?と思いますが、理由を読むとなかなか効率的な考えに基づいていて府に落ちます。
また、ところどころに直筆の文章が挿入されており、小林さんの等身大の言葉で語られているのが伝わり、共感させられます。
特に、マスコミ対応の苦労と対策の章が秀逸で、テレビで取り上げられたらいいことずくしで悪いことなんかないだろうと安易に思っていました。
良いことに関するデメリット(美人とかお金持ちとか)はなかなか相談できないというのが心に残りました。
他にも2冊本をだしているようなので読んでみたいです。