本のソムリエによる本の紹介ブログ

自称本のソムリエが本を読んだ感想を投稿します。

進め!!東大ブラック企業探偵団を読んで

進め!! 東大ブラック企業探偵団

実在する「Tゼミ」(瀧本哲史京都大学客員准教授が顧問)をモデルにした本だそうです。


瀧本氏と言えば、少し前に「武器としての決断思考」「僕は君たちに武器を配りたい」などの本で話題になっていた方ですね。

こんな授業を受けてみたかったなぁ。

僕は君たちに武器を配りたい

君に友だちはいらない

武器としての決断思考 (星海社新書)


さて、話がそれましたが、この本では、

実際に我々の多くが知っている企業をデータを用いて分析、考察している。よく見るけど意外と内部を知らない業界の話を分かりやすく砕いて語っている。


本のタイトルになっているブラック企業に関してはブラック企業をきちんと定義していないので、(あえてしていない?)ブラック企業はこれというものを紹介しているものではないです。

人によってブラック企業の定義が違うということかな?

個人的には人によって価値観が違うので、ブラックと思う企業も人によって違うと考えてます。(明らかな法令違反はブラック企業ですが。)


企業分析のやり方や、業界の動向を知るにはいい本だなと思いました。


勝ち続ける意思力を読んで


勝ち続ける意志力 (小学館101新書)

日本人初のプロゲーマーとなった梅原氏のゲームの取っ掛かりからプロの契約に至るまでの話です。


読んでみての所感は

「圧倒された」

の一言でした。


こういうプロ選手の本は大抵良い部分にフォーカスして書くことが多いように思いますが、この本は違います。


ゲームを突き詰めようとしたきっかけから、ゲームを辞めたことなど、赤裸々に暗の部分を記載しており、それでも努力し続けて勝ち続けた明の部分とのコンストラストがはっきりしていて、読むものを引き込んでしまう。


そして、やったことのある身近なゲームだからこその共感、引き込む力がある。やったことがあるからこそ、やった努力がストレートに伝わって、ただただ圧倒された。


梅原氏が勝ち続けるために必要なのは

変化をすること、そして、自らの手で試行錯誤することを挙げている。


ネット社会で調べれば大抵のことは解決できる現代において、自らの手で試行錯誤しないと10 が限界で11,12,13といった強さにはなれないというのは共感した。


努力することのエネルギーを分けてもらえる本でした。

セーラームーン展をお得に見るために

六本木で開催されているセーラームーン展。
土日に行ったら大盛況でアラサーの女子がたくさんいます。

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入場券を買うのに20分待ちになるほどの混雑。
この混雑を回避する素晴らしい方法があります。

それは、チケットショップで入場券を買うこと!!

安く買うことができて、他の展示会と展望台の入場券も付いてて、待ち時間もほぼ0なのでおとくです!